e-larningを学習とか教育と考えると失敗する。文字や静止画像だけなら本で十分である。では動画が強みか?しかし動画には欠点がある。時間の束縛である。

テキスト、画像、動画では不十分である。

情報量はそれだけでは不足している。警察の安全運転教材が今も動画を中心に行っている。そのためドキュメンタリの面白さを追求しようとしているのは瞭然である。それでも不十分というか手応えが薄いという感じはある。どれだけ面白い知識体系があろうと、伝え方に面白みが備わっていないと人に関心は得られない。

コンテンツには操作が可能な点が新しい。ボタンを動かす、テキストを入力する、タッチしてみる、などの操作によって、その作用と結果をリアルタイムで味わえる点が圧倒的な優位性である。

シミュレートする能力、それを通じて知識を得るのみならず、経験を積める。ゲームの面白さが詰まっている。

イメージを予め得ておく事で、いざという時にパニックにならないように出来る。知識を仮に忘れても何かあったなと立ち止まれるだけでどれほど有効であるか。

e-larningは題材にはシミュレータの搭載が求めらている。それは理科の授業での実験であり、体育での実技であり、音楽での演奏であり、図画での組み立てであり、国語の創作であり、英語の会話であり、数学のイメージの膨らませである。面白い授業の延長にある。